トリートメント

効果の高いトリートメント・ヘアパックの方法

 ●トリートメント・ヘアパックは髪の内部に効果的に有効成分を送り込むもの。髪の内部に栄養を与え、ツヤやかで健やかな髪をキープしましょう。タオルなどで包み込んで放置すれば有効成分の浸透が高まります。19884451144-1-700.jpg

1.トリートメント・ヘアパックを手にとる
 髪の水気をしっかりとったら、髪の長さに合わせた量のトリートメント・ヘアパックを手にとり、両手に薄くのばします。

2.真ん中から毛先に充分もみこむ
 毛束を少しずつとり、髪にもみ込むように真ん中から毛先に向かって、もみこみます。ゴワつきやパサつきなどがなくなるまでもんで、浸透させるようにします。毛根には付ける必要はありません。毛先のゴワつきがなめらかになったら、頭頂部→真ん中→毛先へと髪表面にトリートメント・パックをなじませます。

3.5〜10分ほど、放置する
 より浸透性を高めるためにタオルやキャップなどで頭を包みこみ、密閉状態をつくり5〜10分間ほど放置します。髪のいたみが激しい場合はラップをタオルなどの上から巻くことをおすすめします。

4.ぬるま湯で髪を毛先から流します
 37〜38度のぬるま湯で、毛先からトリートメント・ヘアパックを流していきます。毛先を流し終えたら、中間→頭頂部を流します。地肌はトリートメント剤が残っているとベタつくので、しっかりと洗い流しましょう。

※一晩寝かせるタイプや洗い流さないタイプのトリートメント・ヘアパックもありますよ。

 

 

トリートメント・ヘアパックとは?

 ●トリートメント・ヘアパックとは、髪の内側から補修するものです。

 髪をキレイに美しく保ちたいなら、トリートメントやヘアパックが非常に有効的です。美容院で整えた髪のコンディションをキープするためには、必ずやった方がいいヘアケアひとつ。髪の状態に合わせて、トリートメント・ヘアパックを使い分けましょう。

 トリートメントやヘアパックは、リンスやコンディショナーよりも髪の内部に有効成分を浸透させるようにつくられ、トリートメントは時間をかけながら効果を発揮し、ヘアパックはトリートメントより早い時間でその効果を発揮します。

 一般的にトリートメントにはダメージを修復する有効成分が配合されています。そして、ヘアパックはトリートメントより高い有効成分が配合されているので、ダメージの回復度がさらに高くなります。

 

 

リンス・トリートメント・ヘアパックを使い分ける

リンスにトリートメント、ヘアパックは、意外に成分がよく似ています。

その成分がどれほど配合されているかで
髪への浸透度、栄養補給力に違いが出るのです。

■成分の多さ
ヘアパック > トリートメント > リンス

ただし、成分が多いとその分、
髪のサラサラ感が失われてしまいます。

髪を守るために必要なものを必要な分量だけ賢く選びましょう。

 

リンス&トリートメントの逆効果!

リンスとトリートメントを正しく使うと、髪は見違えるように美しくなります。
ですが、間違った使い方をしていると、地肌にとんでもないダメージが。

× リンスを頭全体にたっぷりつけてる…
→ そのうちに地肌に湿疹ができてくるかも

× トリートメント剤を地肌にすり込む…
→ きちんと流さないでいると抜け毛の原因になることも。

地肌に残さないように、よく流すようにしましょう。

 

シャンプーのあとにリンスやトリートメントが必要な理由

シャンプーで洗ったあとは、髪は特に無防備な状態なので、
外気の乾燥から守るために必要です。

髪はお湯にあたるだけでも、油分が抜けてしまいます。

シャンプーによってクリアな状態にするのですから、なおさらです。


Caring for your hair
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Hair Color
◎いつものスタイルから雰囲気を変えたいなと思っている方は、ヘアカラーでイメチェンをしてみませんか?
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Towel dry
◎タオルドライはやさしく丁寧に、ドライヤーは髪を持ち上げて、頭皮と根元の間を乾かすように。
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Shampoo
◎正しいシャンプーでキレイで美しい髪へ
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Styling
◎スタイリング剤や道具などを上手く使いこなし、自分のお気に入りスタイルをつくろう。
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Treatment
◎効果の高いトリートメント・ヘアパックの方法
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Hair and skin
◎髪や頭皮は体の健康状態が現れやすいです。